ジーンズの魅力。
それは、なんでしょうか。
普段ジーンズを穿く人でも、
「なぜジーンズを穿くのか」
なんて深く考えたことがない方が多いでしょう。
「なんとなく」
という方が大半なのではないでしょうか。
今回は、自分が考えるジーンズの魅力について書いてみたいと思います。
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奥が深いジーンズの色落ちの世界
たかがジーンズ。
と思われるかもしれませんが、実はかなり奥が深い世界なんです。
↑父親が穿き込こんだ、Levi’s 517
↑僕が1年半は着込んだ、RESOLUTE 710
↑僕が2年間穿き込んだ、Nudie Jeans の Grim TIm
これらのジーンズは全て違うブランドのもので、色も形も全く違います。
ただ、一つ共通しているのは、全て濃紺の色から穿き込んだことによって色落ちしていることです。
3つのジーンズはどれも下のような色でした。
どれも元々は、上のように黒に近い濃紺の色味でした。
持ち主に穿き込まれることで次第に色落ちが進み、世界に一つしか存在しないジーンズに育っていきます。
色の落ち方は、穿き込み期間や洗濯頻度、持ち主のライフスタイルなどで変わります。
デスクワークをしていて座る機会が多い人が穿き込こむと、ヒゲと呼ばれる腿周りの色落ちがくっきり現れます。
膝を着く機会が多い人であれば、膝の周りの色落ちが進みます。
良くしゃがむ人であれば、膝裏のハチノスと呼ばれる色落ちがはっきりしてきます。
このように、穿き込みと洗濯を繰り返すことで、その人だけのジーンズに育って行くのがジーンズの醍醐味の一つです。
日々穿き込込めば穿き込むほどに体に馴染んで経年変化していくジーンズ。
このように自分だけのジーンズを一から育て上げる楽しさは、限られた人からしか理解されないでしょう。
しかし、理解されないものを敢えて発信して、多くの人に魅力を知ってもらいたいという悪あがきを続けていきたいとおみます。
奥が深すぎる洗濯の話
ジーンズが色落ちする要因は主に、穿き込こむことで生じる摩擦による色落ちと洗濯での色落ちに分かれると思います。
つまり、洗濯頻度と洗濯方法で、着用を重ねていった際の表情に大きな差が出てきます。
こちらのジーンズは、1週間に1度の割合で洗濯をしていたため全体的に色落ちが進み、色の濃い部分と薄い部分の差があまりない仕上がりになっています。
一方でもう一本のジーンズは、穿き込始めてから最初の洗濯までに1年間洗濯せずに穿き込んでいるため、色の濃い部分と薄い部分の濃淡がはっきりしています。
このように、洗濯頻度でも着用を重ねていった後の表情に大きな差が出てきます。
そして、もう一つ色落ちに大きな影響を与えるのが洗濯方法です。
お湯で洗うのか、水で洗うのか。
洗剤を使うのか、洗剤を使わないのか。
洗濯機なのか、手洗いなのか。
表向きで洗うのか、裏返して洗うのか。
自然乾燥なのか、乾燥機なのか。
自然乾燥の場合、表向きで干すのか、裏返して干すのか。
洗剤を使う場合、洗剤の種類をどうするのか。
洗濯をする際の選択肢は挙げればキリがないほどです。
加えて、履き込み期間、持ち主の体型や習慣、洗濯方法、ジーンズそのものが持っている記事の特性なども色落ちに影響してくるとなると、
ジーンズの色落ちの可能性は無限大
と言っても過言では、ありません。
好みは人それぞれ
濃淡のはっきりしていて少し汚れがある労働者によって穿き潰されたような色落ちが好きという人もいれば、全体的に色が落ちていて清潔感のあるブルージーンズが好きな方もいるなど好みは人それぞれになります。
ジーンズは洗わずに穿くべきだ!
という方もいれば、
ジーンズは頻繁に洗うべきだ!
という方もいます。
個人的には、人それぞれ好みがあるので、どちらでも好きなように穿まいて楽しめれば良いと思っています。
正解はありません。
このブログでは、ジーンズの色落ちについて
穿き込み期間
洗濯方法
持ち主のライフスタイル
ジーンズの生地自体がもつポテンシャル
などに焦点を当てて、ブランドを問わずに様々なジーンズを研究していきていきます。
そして、ジーンズ好きの皆様とシェアをしていければと思います。
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